日本武尊と温泉

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名 称
場 所
内   容
・飯坂温泉福島県
・福島市
・飯坂町
・奥州三名湯に数えられる飯坂温泉が昔、左波子湯と呼ばれていた頃、東国平定の命を受け当地まで進軍した日本武尊でしたが、戦が続き体調を崩し、左波子湯で湯浴びをした所、元気を取り戻したと伝えられています。
・いわき
・湯本温泉
・福島県
・いわき市
・常磐湯本町
・日本三御湯に数えられている、いわき湯本温泉の守護神である温泉神社には、日本武尊が東国平定の命を受け当地まで進軍した際に大物主大神の分霊を勧請合祀し戦勝祈願を行ったと伝えられています。
・増富温泉山梨県
・北杜市
・須玉町
・増富温泉は日本武尊が東国平定を完遂し、凱旋帰国の際に発見したと伝えられています。別説では武田信玄が金山開発を行っている際に偶然見つかったのが始まりとされ、進言の隠し湯の1つとも云われているそうです。
・宝川温泉群馬県
・利根郡
・みなかみ町
・藤原
・日本武尊が東国平定を完遂し、凱旋帰国の際に霊山として知られる武尊山を登拝しました(武尊山の名称は日本武尊が由来するそうです)。しかし、病と疲労から動けなくなると、白鷹が出現し、尊を後に宝川温泉と呼ばれる源泉まで導き、数日間温泉治療を行い体を回復させたと伝えられています。
・鹿沢温泉・群馬県
・吾妻郡
・嬬恋村
・田代
・日本武尊が東国平定を完遂し、凱旋帰国で当地を訪れ際、白鹿が出現した為、矢を放し見事射抜く事が出来ました。しかし、白鹿は何事なかったように山中に入った為、不思議と思い白鹿の後を着けて山中に入り込むと、後に鹿沢温泉と呼ばれる湯船で白鹿が湯浴びをするのを発見したと伝えられています。
・草津温泉・群馬県
・吾妻郡
・草津町
・草津
・日本三名泉、日本三大薬湯、上毛三名泉に数えられる草津温泉は、日本武尊が当地近くまで行軍していた際、白い湯煙が濛々と地上がるのを見付け、その源を探る為に近寄って発見したとされ、御座石と呼ばれる大石に腰を下ろし、湯浴びをして疲れをとったと伝えられています。草津温泉の鎮守である白根神社には日本武尊が祭られています。
・別所温泉長野県
・上田市
・別所
・日本武尊が東国平定を完遂し、凱旋帰国の行軍で近くの峠に差し掛かると、急に霧が立ち込め一人の白髪の老人が出現し、効能が異なる七つの源泉を場所を告げ姿を消しました。そこで七つの源泉(別所温泉)を見つけ出し、傷ついた兵に湯浴びをさせると傷が癒えたと伝えられています。その後、この伝承から「七苦離の湯」と呼ばれたそうです。
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